これはまるで、予言の書ーー。
自動運転技術をめぐる来たるべき近未来の事件に、AI世代の青年が挑む!
中学生の頃から悪さばかりしてきた、新谷凱。彼が、唯一興味を持てたものーーそれは「人工知能」の世界だった。携帯電話会社でのアルバイトや電気機器メーカーでの企画開発などを経て、AIに携わる仕事に就いた凱。その企業で彼は、ある事件の捜査に協力することになる。その事件とは、自動運転技術の搭載された試験中の車が人を轢いた、というものだった……。
人気経済作家が人工知能の未来に警鐘を鳴らす、傑作サスペンス。
目次
プロローグ
第一章 怖いもの知らず
第二章 出会い
第三章 勢いを越えて
第四章 開発という仕事
第五章 先輩たち
第六章 ひらめき
第七章 洗脳
第八章 未来へ
エピローグ
文庫化に寄せて
レビュー(4件)
人工知能の悪意を持った人による関与による危険性を、比較的わかりやすい話で展開。 中盤から後半はテンポよく読めるので全般的に悪くはないが、書き出しから前半の主人公の背景となる展開は、無理に追加した感じ。将来への伏線かなと思いましたが、それほどでもない。 実際、予言の書でも何でもない。少しでもこの領域を学習していれば予想できる範疇。 更にITの人なら、まあそういう可能性はソフトウエア全般にあるからな、というレベル。 今一つでした。