効率的かつ公平な取り調べを目的として新設された<特殊取調対策班>。この部署に所属する新米刑事の新妻友紀と天才数学者・御子柴岳人は、消防局から連続放火事件の捜査協力を要請される。一度は犯人の逮捕に成功したものの、裏で糸を引く男の存在に気付いた2人。火の神・カグツチを名乗り凶行を繰り返す犯人の正体とは。炎に隠された知られざる真実を、御子柴の頭脳が炙り出す! 前代未聞の取り調べエンタメ第3弾。 プロローグ 第一章 発火 第二章 黒煙 第三章 火種 第四章 陽炎 第五章 補習 第六章 カグツチ エピローグ
レビュー(12件)
このへそ曲がり学者の我儘と気ままな子供のような態度にイライラしつつも意外な視点にハッとさせられる感覚がクセになっています。
御子柴岳人のシリーズをそろえています。 数式や確率はよく分かりませんが、物語は面白くてあっという間に読んでしまいます。