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2018年、M-1審査員として名を轟かせた芸人が漫才を徹底解剖。 M-1チャンピオンになれなかった塙だからこそ分かる歴代王者のストロングポイント、M-1必勝法とは? 「ツッコミ全盛時代」「関東芸人の強み」「フリートーク」などのトピックから「ヤホー漫才」誕生秘話まで、 "絶対漫才感"の持ち主が存分に吠える。 どうしてウケるのかだけを40年以上考え続けてきた、「笑い脳」に侵された男がたどりついた現代漫才論とは? 漫才師の聖典とも呼ばれるDVD『紳竜の研究』に続く令和時代の漫才バイブル、ここに誕生! ◆もくじ◆ プロローグ「僕が霜降り明星を選んだワケ」 第一章 「王国」 大阪は漫才界のブラジル 第二章 「技術」 M-1は100メートル走 第三章 「自分」 ヤホー漫才誕生秘話 第四章 「逆襲」 不可能を可能にした非関西系のアンタ、サンド、パンク 第五章 「挑戦」 吉本流への道場破り 第六章 「革命」 南キャンは子守唄、オードリーはジャズ エピローグ「10年ぶりの聖地。俺ならいいよな」 ◆著者略歴◆ ナイツ 塙宣之(はなわ のぶゆき) 芸人。1978年、千葉県生まれ。漫才協会副会長。2001年、お笑いコンビ「ナイツ」を土屋伸之と結成。 2008年度以降、3年連続でM-1グランプリ決勝に進出する。漫才新人大賞大賞、お笑いホープ大賞大賞、NHK新人演芸大賞大賞、 第9・10回ビートたけしのエンターテイメント賞 日本芸能大賞、浅草芸能大賞新人賞・奨励賞、第68回文化庁芸術祭大衆芸能部門優秀賞、第67回芸術選奨大衆芸能部門文部科学大臣新人賞など、受賞多数。 聞き手 中村計(なかむら けい) ノンフィクションライター。『勝ち過ぎた監督』で講談社ノンフィクション賞受賞。
レビュー(178件)
とても良い
普段本を読みませんが、この本は読みやすく、おもしろい本でした。
読むとM-1の見方、変わります。
お笑いが大好きでM-1も毎年欠かさず見ています。吉本興業が作った吉本興業のための大会だと言われてきたM-1を吉本興業以外で関東芸人目線でM-1を紐解いていくことにとても興味が湧きました。売れている芸人は他より突き抜けているものは何かを教えてくれます。
面白く、短時間で読み終えてしまいます。 ナイツのラジオも愛聴しているので次回作を期待。
面白い
まだパラパラとしか読んでいませんが、面白いです! 素人には分からないような視点から分析されてるので、違った角度からお笑いについて考えるところがとても面白いと思います。 何となく思ってたところも、的確な文章にされてて、「やっぱりそうだったのか」と思うところもあり、買って良かったと思いました。 続きを読むのが楽しみです♪
最高でした
お笑いに対して真摯に向き合ってるんだなと思いました