金融派生商品市場のなかには、付け合わせられた価格を勘案することによって、市場参加者が暗黙に想定しているモデルが逆算で判明可能な市場がある。市場が適合的と考えるモデルが判明すれば、フロントオフィスはより相応しいモデルを採用していくことで収益を追求する。本書は、このような金融機関フロントオフィスの行動様式を踏まえ、既存の金融派生商品理論を、金融機関フロントオフィスの視点で戦略的に再編成していく。本書の最大の目的は、金融機関フロントオフィスへ「理論」と「現実」の間隙を突いた戦略を提案していくことである。
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