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朝日新聞「売れてる本」(2024年9月28日/杉江松恋) 静岡放送「サクヤのプレゼンしまSHOW」(2025年2月21日) BSテレ東「あの本、読みました?」(2025年4月10日) など、各メディアで話題! 昭和末期の少年少女に衝撃を与えた「トラウマ児童文学」が今、再び注目を集めています。 書店員のポップから火が点き、全国の書店でランキング入りし累計12万部を突破。 実在の歌を元にした驚愕の物語に、ハマる令和の読者も続々。 あなたも聞いてください。 この戦慄のメロディーをーー *** 「これからつぶやくひとふしは とても悲しい物語……」 舞台はバブル期。 保険会社のコマーシャル・キャンペーン《幸せな家族》のモデルに選ばれた中道家。 しかし頑固者かつ多忙な父親の影響で、撮影はなかなか進まない。 そんな中、父親の死体が密室で発見される。 やがて不気味な唄の歌詞にあわせたかのように、次々と家族が死んでゆくーー 伝説のジュヴナイル・ミステリ長篇、奇跡の復刊。 【目次】 幸せな家族 〈巻末エッセイ〉鈴木悦夫の遺したものは? 野上暁 〈解説〉松井和翠
レビュー(123件)
お気に入りの小説にはなりませんでした。 幻の児童ミステリーと知って、気になり呼んだのですが期待しすぎてしまいました。
三十年ぶりの再会
私が小学生の時、ハマりにハマって読んでいた本です。絶版になっていたことと、ブック◯フなどの中古本屋にも置いていないことで、どうしても手に入らず絶望しておりました。 そこまで欲しかったこの本のことを職場でポロッと話したところ、「こんな本」ということでネット検索をしたら、まさかの奇跡の再販告知。なんというタイミングでしょう。ソッコーでポチりました。 過去の記憶は美化されがちですが、本書の内容は記憶の通りで、大人になった現在でも楽しめる内容でした。 ミステリー好きにも、そこまででもない方にもおすすめの一冊です。