カーボンニュートラル社会実現のための 資源・エネルギー学
本書は、資源問題や地球環境問題を背景としてカーボンニュートラル社会実現のために必要な資源・エネルギーに関する基礎知識や技術について幅広くコンパクトにまとめた本である。
まず、資源問題、地球環境問題、エネルギー事情、これまでのエネルギーの中心であった化石資源に関する基礎知識や各種エネルギー変換技術について解説している。技術的な基礎に留まらず、最新の統計データやCOP等の国際的な取組状況も含んでいる。さらに、これからのエネルギーとして重要な再生可能エネルギーや水素エネルギー等の最近の注目分野についても基礎事項から実例まで取り上げている。カーボンニュートラル社会実現というハードルの高い中長期的テーマを見据えて、将来のエネルギーのあり方について考える素養を修得することを目的とする。
福島県に精通している著者が、再生可能エネルギーを推進してきた福島県の取り組みを実際に目の当たりにした事例を筆頭に解説している。
また、普段は目にする機会が少ない再生可能エネルギー施設(水力発電所・風力発電所・太陽光発電所)を著者撮影カラー写真を交えて具体的に紹介していることを特徴とする。
第1章 エネルギーの基礎と地球環境問題
第2章 国内外のエネルギー事情
第3章 エネルギー資源
第4章 伝熱:熱エネルギーの移動
第5章 ボイラー・火力発電
第6章 熱電併給と排熱活用技術
第7章 ヒートポンプと空調
第8章 化学熱力学
第9章 化学エネルギーと電池
第10章 水素エネルギー
第11章 省エネルギー
第12章 再生可能エネルギー
第13章 カーボンニュートラル社会の実現のために
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