不意打ちのように遭遇する母体・胎児の急変に対し,3つの構成から成る.1基本手技編:周産期救急にスポットを当てたバイタルサイン・検査・救急蘇生.2症候編:産科臨床における前景疑問(起こりうる疑問)に対する回答.検査,初期対応,フローチャートによる診断までの流れを図解.3疾患編:妊産婦の状態と施設の状況に応じた対応の要点についてエビデンスをもとに紹介.
1章 基本手技編
理学所見・バイタイルサインの判断(血圧・脈拍,呼吸障害,意識障害)
検査法(血液検査,尿検査,腹部超音波,心エコー,CT・MRI)
治療対応(呼吸補助,循環補助,輸液・輸血,救急カート)
2章 症候編
妊娠初期の下腹部痛が生じたら?
妊産婦に突然の頭痛が生じたら?
分娩進行中に遷延性胎児徐脈が出現したら?
無痛(和痛)分娩中に母体の状態が急変したら?
帝王切開中に子宮出血が止血困難である場合の緊急処置は?
3章 疾患編
異所性(卵管、卵巣、腹膜)妊娠を疑ったら?
妊娠中に虫垂炎を疑ったら?
妊産婦に甲状腺クリーゼを疑ったら?
常位胎盤早期剥離後の胎児死亡への対応は?
子宮内反症を疑ったら?
死戦期帝王切開の決断とその意義は?
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