第二次大戦時、フィリピン派遣飛行隊の一員(飛行第五十五戦隊)として作戦に参加した著者。
昭和十九年十一月十二日の朝にはじまる記録は、昭和二十二年一月四日、故郷・日本の自宅へ帰宅する場面でおわる。
飛行学校での訓練、そして沖縄から台湾を経て、フィリピンへ。
「敗戦」が見える中で、ジャングルを彷徨う、日本軍兵士たち。
フィリピン戦線に派遣された将兵は約六十三万人、そのうち戦没者は約四十八万人。
生還者は四分の一にも満たない、約十五万人だった。
戦後七七年、平和への祈りを込めて、本書をおくる。
一壮途
二沖縄へ
三台湾へ
四潮洲より屛東へ
五バシー海峡バタン島に不時着
六ルソン北部のアパリに飛ぶ
七アパリよりアンへレス西飛行場へ
八アンへレス西飛行場で
九顔を揃えた同期生三名
十リンガエン湾に米軍上陸
十一下った転進命令
十二アンへレスより転進、エチアゲへ
十三集結地ツゲガラオに到着
十四アパリに向け北上
十五世話になったイギグの橋梁守備隊
十六イギグを撤退、東海岸に向け転進
十七ジャングルの中で「任陸軍軍曹」
十八久岡中尉が軍使に立つ
十九比島より最終引き揚げ船で復員
二十むすび
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