「科学の特別さの大元は,根拠を大切にする姿勢と,根拠を基準に理論を変える意思にある」。科学哲学者の著者は,この心構えを「科学的態度」と呼びます。
本書は科学における過去の成功と失敗の例を「科学的態度」でひも解きながら,疑似科学や陰謀論との違いなどにも踏み込み,「科学の何が特別なのか」というテーマを追究していきます。
科学と科学ではないものを分けるものとは? 研究の不正や捏造があってもなお,科学を信頼できる理由とは? 世界的ベストセラー『ポストトゥルース』の著者が贈る,現代人に必須の科学論。
はじめに
序 章
第1章 科学的方法と線引き問題
第2章 科学の仕組みに対する誤解
第3章 科学的態度の重要性
第4章 科学的態度と線引き問題ーーー解決の必要はもうない
第5章 科学的態度の実践ーーー科学者はどう科学的態度を尊重すべきか
第6章 科学的態度が変えた近代医学
第7章 科学が道を誤るときーーー研究不正などの過ち
第8章 裏通りの科学ーーー否定主義と疑似科学というペテン
第9章 社会科学の前進のために
第10章 科学の価値
注 釈
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