千葉県印西市で野菜苗を扱う伊藤苗木の創業者である著者が、中学3年から農家を継ぎ成人にいたるまで(昭和31年〜36年)の日常を漫画で描いた日記。高度経済成長前半期の農村で、ひとりの青年が父の死によって心ならずも農家の跡取りとなっていく過程が生き生きと描かれている。
1・昭和31(1956)年4月〜12月
中学3年の春から、卒業後どうするか悩み始めた年の暮れまで
2・昭和31(1956)年12月〜昭和32(1957)年3月
中学3年の冬から翌年の春、卒業まで
晩ごはんはめざし/映画会/牛が売られていった/米つき/日本一のまんが家になりたい/テストは難しい
進学と就職/少年よ大志をいだけ/草深小学校の学芸会/卒業まであと少し
etc
3
昭和32(1957)年4月〜昭和34(1959)年11月
中学を卒業した15歳の春から、17歳の初冬まで
稲の消毒/野菜の消毒/発動機の故障/田んぼで尻もち/芋がみんな黒斑病だ
稲こぎ/あっちなえの麦まき/稲のおだわしつみ/船穂へ米の供出/節分なので土を家に運ぶ
仕事のやる気がない/かつおと根掘り/スイカの肥し/荒野精米所/午前は山仕事、午後はスイカ畑
温床つくり/山仕事/わら仕事と麦さくり/特別マンガ 赤ちゃん生まれる
キウリの床作/苗床作り/精米とキウリ植え/稲のせっちゅうたねまき
足も頭もいたい/土寄せはカマボコ型/田植えの準備/西瓜の作業/スイカの肥料作り
スイカの肥料まき/麦作/スイカ消毒/陸稲(オカボ)の定植
牛の草刈り/大森市場でメロン売り/ラッカセイの草取/スイカの尻を干す
みんなで大根まき/牛のつの/西瓜の十周年記念
岩戸の稲刈/手賀沼の稲刈/大根の荷フダ配り/寒い朝の大根出荷
etc
4 昭和34(1959)年11月〜昭和36(1961)年1月
17歳の初冬から父が亡くなった18歳まで
付録
農作業覚え書き 昭和34(1959)年
伊藤茂男略年表
解説 塩野米松
跡取り娘の日記ーーあとがきにかえて 小山美千代
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