筆者は日々実践家として活動する中で、いかに「子どもの権利」を具体化するかを模索してきた。支援の現場では新たな実践を生み出しており、実践には既存の論理ではおさまらない、豊かなものがあるのではないかと考えている。本書はいくつかの実践を手掛かりに、実践を広く捉えることを心掛けつつ、実践を煮詰め、実践の豊かさから理論を形成しようとするものである。
〈目次〉序章:長期不登校児への学習権保障とスクールソーシャルワークのあり方を求めて/第1章:「家庭訪問論」子どもや親と出会い、関係をつむぐーー「家庭訪問」から「家庭滞在」へ/第2章「遊び・生活文化論」子どもの主体性を引き出すーー「遊び」の可能性/第3章:「ケアリング論1」子どもを学校につなぐ1--スクールソーシャルワークと教師の「ケアリング」/第4章:「ケアリング論2」子どもを学校につなぐ2--ケアリングを土台とする校内体制づくりー同和教育実践を手掛かりに/第5章:「ネットワーク論」子どもの育ちをささえる地域につなぐ/第6章:「教育史の中に探る」スクールソーシャルワークの歴史的水脈と今後/終章:スクールソーシャルワークの発展に向けて
レビュー(0件)