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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アウトプットした人だけにたどりつける世界がある・・・・・・・・・・・・・・・・・・・情報が溢れかえる現代において、「新たな知」をいかに発信するか?数々の人材を輩出した「東大上野ゼミ」伝説のメソッド、公開!論文・レポートはこれ1冊でOK!多くの東大生が学んだ知的生産の教科書、4万部突破!!「わたしは情報生産者でもありますが、情報生産者を育てる立場にも立ってきました。上野ゼミの受講生たちから贈られるうれしいことばのひとつに、こんなものがありました。「上野センセは、わたしたちの中からまだ見ぬものを生み出してくれるお産婆さんみたいな存在なのよ」と。そのとおり、「まだ見ぬもの」は、もともとその人のなかに存在しています。(中略)グッド・ラック。あなたがほんとうに世に送り出したい情報を生産するために、本書がお役に立つことを願ってやみません。」(「6 読者に届ける」より抜粋) 1 情報生産の前に2 海図となる計画をつくる3 理論も方法も使い方次第4 情報を収集し分析する5 アウトプットする6 読者に届ける
レビュー(59件)
息子が大学で必要でしたが、お店では見つからなかったので、助かりました。
最初は図書館で読んでいたのですが、忘れていた内容が一冊に一元化され、改めて「上野先生、素晴らしい!」と思い購入。再度勉強しなおします。
研究の手順と精神を説明している本です
以前にも読んだ本ですが、わかりやすく、かつ上野先生らしく過激にアジる文体が印象的でした。今回は、教科書として使うために入手しました。
子どもの大学で指定され購入。私は読んでいないです。
「情報生産者」という言葉。惹かれました。
「情報生産者」という言葉。惹かれました。 この本は、「情報生産者」である「研究者」の為の「論文」の書き方をまとめた本です。上野先生が自分のゼミで生徒さんたちに指導している内容をまとめた本になります。研究論文以外のレポートなりパワーポイントなりの資料を作る時に有効な内容になっていますが、やはり、社会人大学院の型も含めて、これから研究論文等を書かれる方に特におすすめの内容です。 研究論文とは、「自ら立てた「問い」に対して、先行研究を理解し、その上で批判的に分析し、問いに対して自らの仮説を立てて、その仮説を分析し、新たな発見を自らの考えとして主張するもの」と書かれています。 この本では、これらの流れに沿って、どのように論文を作っていくべきかとても分かりやすい言葉で丁寧に書かれているので大変参考になります。また、本の中に随所に出てくる「上野節」にこんな面倒見の良い先生うらやましいなぁと感じてしまいました。 個人的には、特に問いを立てる部分で、ちょうど自らの研究テーマを決めている最中でしたので参考にさせてもらおうと思っています。 上野先生は、「答えの出る問いを立てる」「手に負える問いを立てる」「データアクセスのある対象を選ぶ」とおっしゃっています。ここら辺も一度「問い」を立てた上で少しずつ洗練させていくものなのかもしれません。また、その中で「オリジナリティのある問い」を立てていきたいものです。 あとは、ここで学んだ「問い」の立て方や「研究計画書」の作り方を手を動かしながら覚える事が重要だと思いますので、色々試行錯誤しながらやってみようと思います。