アイドルグループ「PRIMULA」の純は、事務所社長の息子で表向きは作曲担当。
けれどその肩書は、モデル上がりで王子様のような一心、劇団出身の悠馬という他のメンバーに比べて才能のない息子のために父が用意したニセモノだ。
だがデビュー直後、純は自分の代わりに曲を作っているのが、父に脅された一心だと知ってしまう。
「お前のことが、憎たらしくてたまらなかったよ」
冷たく豹変した一心に怒りをぶつけるように抱かれ、その日から純の全ては一心の支配下に置かれた。
一心に憎まれていたことが悲しくて言いなりになるだけの純は、トレーニング内容・衣装・食事さえも管理する一心の異常な執着に気づかずにいたーー。
天才型アイドル×崖っぷちアイドルの、泥沼の恋!
レビュー(3件)
話の着想は良いのですが受けと攻めの過去が重要な話のはずなのに、バックボーンの作りが甘いのと、受けが主人公のため視点がそちらからになるのもわかるが、攻めの方からの視点が少なくてストーリーの厚みを物足りなく感じる人はいると思います。ただ、そこを独自の解釈で補える人はスラスラ読めます。 しなやかな線というよりは、少し硬めの少年マンガ風のタッチで描かれていて、表情はわかりやすいが目の瞳部分の描き込みが少ないので、複雑な感情表現はあまり感じませんでした。 1冊で完結しているのは集める苦労がないので助かりました。