天山紀行
: ピョートル・セミョーノフ=チャン=シャンスキイ/樹下 節/森 薫
辺境にそびえる謎の山脈へ。世界が驚愕した美しき風景ー一八五六年と一八五七年の二度にわたり、天山山脈の奥地を初の地理学的方法で踏査。秘境といわれていたイッスィク=クル湖周辺を調査し、数十に及ぶ新種の植物を発見する。克明で緻密に記された天山高地の自然やそこに暮らす人々の記述からは、研究者としての興奮がにじみ出る。ロシア地理学の古典にして、プルジェワルスキーをはじめとした後の研究者たちへ多大な影響を与えた、中央アジア探検史に新時代をひらいた名著。
レビュー(0件)