山岸凉子『日出処の天子』古代飛鳥への旅◎目次
特別巻頭口絵
『日出処の天子』原画ギャラリー
対談
荒俣宏×山岸凉子
廐戸王子の「実像」をひもとく
『聖徳太子絵伝』の世界を読む
文=村松加奈子
今、改めて知る『日出処の天子』
その魔術的魅力
文=ヤマダトモコ
『日出処の天子』人物相関図
『日出処の天子』主要登場人物図鑑
『日出処の天子』物語年表
●登場人物で旅する『日出処の天子』
文=仁藤敦史、畑中章宏
Chapter1
廐戸王子(聖徳太子)
超能力/夢殿/舎人・調子麻呂とその子孫/舎人・淡水(迹見赤檮)と花郎
Chapter2
蘇我毛人と蘇我氏
小山田遺跡の埋葬者/馬子と仏教と神道/毛人の雨乞い/刀自古の禁断の兄妹愛
Chapter3
布都姫と物部氏
布都姫と石上神宮の社宝・七支刀
Chapter4
額田部女王と天皇家
小墾田宮の造営と隋/日本古代の宮廷行事、薬猟の事始め/泊瀬部大王(崇峻天皇)一族の末路
『日出処の天子』MAP
●「名作」の舞台を訪ねて
1:飛鳥 厩戸と毛人の青春の地をゆく
2:河内 蘇我・物部戦争の地をゆく
山岸凉子ロングインタビュー
構成=瀧晴巳 撮影=野川かさね
山岸凉子 略年譜
山岸凉子 全176作品初出誌&初収録単行本データ
作成=白峰彩子
愛読者エッセイ
綿矢りさ 毛人の選んだ道
おかざき真里 能のような緊張感
桜木紫乃 逃れられぬ道
コラム『日出処の天子』を深める
1:聖徳太子像の変遷
2:聖徳太子は実在したのか
3:舞楽「蘇幕者」と太子の笛
4:聖徳太子と弓
5:法隆寺金堂壁画の美
6:やまと絵の中の怪異
レビュー(16件)
大満足です。大事に読みます。オススメです。
連載当時の秘話?も書かれています。連載時リアルタイムで読んでいないので始めて知ることもあり、新鮮な気持ちで読めました。 何と言ってもイラストがキレイです。大きいサイズで見るとより一層素敵です。未掲載カットが載っていたのも良かったです。
綺麗にまとまっていると思います。
連載当時から知っていましたが、内容が余りにも衝撃的で何となく抵抗があって、全巻読んだのは50代後半です。それでもなお(人生経験は充分積んだはずですが( ^ω^)・・・)衝撃的でした。なので単行本は処分してしまいました。今回この本を見つけた時は、これぐらいなら置いておけるかな?と判断したからです。
旅行ガイドブックにはなりませんが、インタビューが読めるので買ってよかったです。表紙がきれいだし。
ひたすら綺麗!溜息につぐ溜息・・! 美しい本です。このお値段で良いのかしらん?お買い得です。