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日本橋にある料理屋「塩梅屋」の使用人・季蔵が、刀を持つ手を包丁に替えてから五年が過ぎた。料理人としての腕も上がってきたそんなある日、主人の長次郎が大川端に浮かんだ。奉行所は自殺ですまそうとするが、それに納得しない季蔵と長次郎の娘・おき玖は、下手人を上げる決意をするが…。(「雛の鮨」)。主人の秘密が明らかにされる表題作他、江戸の四季を舞台に季蔵がさまざまな事件に立ち向かう全四篇。粋でいなせな捕物帖シリーズ、遂に登場。
日本橋にある料理屋「塩梅屋」の使用人・季蔵が、刀を持つ手を包丁に替えてから五年が過ぎた。料理人としての腕も上がってきたそんなある日、主人の長次郎が大川端に浮かんだ。奉行所は自殺ですまそうとするが、それに納得しない季蔵と長次郎の娘・おき玖は、下手人を上げる決意をするが…。(「雛の鮨」)。主人の秘密が明らかにされる表題作他、江戸の四季を舞台に季蔵がさまざまな事件に立ち向かう全四篇。粋でいなせな捕物帖シリーズ、遂に登場。
レビュー(63件)
残念!
レビューは好評だったけど、ごめんなさい、私はダメだ~。 当シリーズの特色である江戸の旬の味も、全然おいしそうに感じられない。 アイデアはともかく文章が・・・粗製乱造の感が否めません。もっと丁寧に書いてあるのが好みなので、このシリーズはもう買わないですね。 勝手にイメージしていた「よくできたコージーミステリのように読める時代もの」ではありませんでした。
雛の鮨
何気なく本屋でこのシリーズを購入したのがきっかけ、 3シリーズを購入したので内容が今一つわからず 全部そろえる事にしました。
もともと時代物が好きなわけではなく、宮部みゆきさん、高田郁さんと読むうちに、もっとと思い手にしてみました。 設定は面白いのですが、書き込んでほしいところがさらりとしていて、文章から映像が流れ込むような描写をされる前出のお二人のものとは違いますね。 食べ物が不思議とあまりおいしそうに感じませんでした。
物語も面白いが江戸の風習なども描かれていて面白い。
和田はつ子さんの、『口中医』シリーズがすごくおもしろくて、ずっと買っていたのですが、気がついたらこんなふうに別の江戸もの?を書いていらしたんですね。 早速買いました。 料理人季蔵シリーズもなかなかおもしろいです。が、なんとなく、何かと都合がいいように、人が出てきたり、物が落ちていたりするのが気になっちゃいました(^_^;) でも、おもしろかったので、また続刊が出たら買い続けます!