死が迫ったとき、あなたは
微笑むことができますか?
敗戦の破滅に追い込まれるなか、
国を憂い、家族を思い、愛する者を護るために特攻死した少年の、
短くも烈しく燃えた生涯とその時代。
著者渾身のノンフィクション。
【著者略歴】
もうり・つねゆき
作家。1933年福岡県生まれ。熊本大学法文学部卒。 NHK契約ライターを経てフリー。日本脚本家連盟、日本ペンクラブ会員。 1964年テレビドラマ脚本「十八年目の召集」で第1回久保田万太郎賞。特攻秘話を描いた小説『月光の夏』は自らの企画・脚本で映画化。テレビ・ドキュメンタリー「われら了解せず・捕鯨船第31純友丸」で地方の時代賞特別賞とギャラクシー賞、「騎馬武者現代を駆ける」は動物愛護映画コンクールで最優秀内閣総理大臣賞。ほかに文化庁芸術作品賞、民放連賞など多彩な受賞暦を持つ。
レビュー(2件)
涙がでました。 いろんな人に読んで欲しいと思います。
解説が良い
特攻で死んだ荒木幸雄氏。当時17歳。短い生涯を追ったノンフィクション。が、その割に想像の部分が多く、お涙ちょうだいに感じられなくもない。恐らくそれは、著者が戦前生まれで、知らず軍国教育が身についているからだと思う。久保田万太郎賞、またギャラクシー賞を受けてはいるものの本来、映像の人らしく、思い入れが強い反面、筆力に欠けるようだ。佐藤優氏の「解説」の方が遙かに優れているのは皮肉。