東日本大震災で、日本列島は一瞬にして5メートルも東へ移動した。なぜ大地は動き、火山は噴火するのか。そのエネルギーの根源は地球の中心部にある。地下6400キロにある「核」は、6000℃もの高温だが、地表の気温は平均15℃しかない。地球は、このすさまじい温度差を解消しようとして、表層部と核の間の「マントル」内でたえず物質をグルグル回し、マグマを作って、熱を地表に運んでいる。その結果、大陸を支えるプレートが動き、その継ぎ目(沈み込み帯)で地震が起きるのだ。世界が認める地質学の第一人者が解き明かす、地球科学の最前線。
レビュー(11件)
専門書の前に
科学の専門書を読む前に何が面白いか、現在注目されているのが何かを知っておくのはこのようなレベルの本が丁度よい。こんな本を読んでからなぜそうなるかを専門書で確認していけばいい。
地球のプレ-トがどうして動いているか?
プレ-トが動く原理について分からなかったのですが、この本を読むと少し分かります。地球規模の地殻変動地をマグマの生成理論の実証実験などから探っています。少し専門的な知識がないとなかなか理解は難しいと思いますが、初心者でも理解できるよう図解も豊富です。でも、固体のプレ-トが動くという感覚は、地学的な時間感覚がないしと難しいと思います。とても長い時間軸で考える訓練が必要です、