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多くの日本人は新宗教をずっと脅威と好奇の眼差しで見てきた。しかし、そもそも新宗教とはいかなる存在なのか。「宗教」の概念が初めてできた明治以後それがいつどう成立したか案外、知られていない。超巨大組織・創価学会に次ぐ教団はどこか、新宗教は高校野球をどう利用してきたか、などの疑問に答えつつ、代表的教団の教祖誕生から死と組織分裂、社会問題化した事件と弾圧までの物語をひもときながら、日本人の精神と宗教観を浮かび上がらせた画期的な書。
多くの日本人は新宗教をずっと脅威と好奇の眼差しで見てきた。しかし、そもそも新宗教とはいかなる存在なのか。「宗教」の概念が初めてできた明治以後それがいつどう成立したか案外、知られていない。超巨大組織・創価学会に次ぐ教団はどこか、新宗教は高校野球をどう利用してきたか、などの疑問に答えつつ、代表的教団の教祖誕生から死と組織分裂、社会問題化した事件と弾圧までの物語をひもときながら、日本人の精神と宗教観を浮かび上がらせた画期的な書。
レビュー(126件)
コンパクトに纏まっており、土地問題等、『そうだったんだ』と感心することしきり。たいへん面白かった新書です。
社会生活の知識
10大新宗教の違いをわかりやすくまとめた良書。 神慈秀明会「危険なカルトとみられ」のくだりはよくぞ、 書いたといいたい。これがなかったら抗議するところ だった。 日本の新興宗教を概観できる。 ただ他の有力宗教を割愛せざるをえない部分を作者は 巻末で謝っている。
新興宗教って、よくわからないし、なんか怖いっていうイメージがあって、調べようと思っても偏った情報が多い。 この本は中立的な立場で書かれているので、わかりやすかった。 雑学としてよんでおくと楽しい。 カルト教団や社会的な問題を起こし解決されていない教団については具体的には書かれていません。
新宗教についての生い立ちなどをわかりやすく説明してます、しかし知らないのもあったのでまだ不勉強だなと感じた次第。
他の人の評価が良かったので買ってみました。