「黒の徒花」の情報を手にしたアドレットだが、その内容に思い悩み、その取り扱いに逡巡する。六花の勇者たちはテグネウの追っ手を退けつつ“運命”の神殿にたどり着くが、そこで予想だにしない人物に出会う。伝説に聞く、一輪の聖者がいたのだ。そして一輪の聖者の周囲にある神言を読み解くと、「黒の徒花」に関わるテグネウのさらなる一手が判明する。自分たちが危機的な状況にあると知ったアドレットはそこで「黒の徒花」の内容を語り、対策を議論しようとするのだが、その矢先に、フレミーが衝撃的なひと言を放つ。究極の選択を迫られたアドレットの答えとは…!?伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、第5幕!
レビュー(13件)
花弁の一片に過ぎなくても
常に猜疑の中心に居た彼女の、凄惨で痛切に満ちた過去。仲間との戦いに我が身をすり減らしながらひたすらに彼女を護り続ける彼の祈り。かみ合わず擦れ違っていく筈だった両者の思いが重なる時、最悪の罠とその詳細は明らかとなる。冒頭で描かれた彼女の色の無い相貌が胸を刺す。