【輸入盤】マタイ受難曲、マニフィカト カール=フリードリヒ・ベリンガー&ヴィンスバッハ少年合唱団、ヘルムート・リリング&ゲヒンゲン聖歌隊、
C.P.E.バッハの名作宗教曲の名演2編を収めた2枚組
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの教会音楽2編を収めた2枚組CDです。
ディスク1のマタイ受難曲(1781年)は「Rondeau Production」から発売されていた録音のレーベル移行再発売で、ヴィンスバッハ少年合唱団を率いて数多くの録音を残しているベリンガーの指揮による演奏です。C.P.E.バッハには自作の『マタイ受難曲』を6回演奏した記録が残っていますが、1781年の『マタイ受難曲』は4回目の上演に用いられた作品です。父親であるヨハン・ゼバスティアン・バッハの『マタイ受難曲』からの引用が多く、他にもゴットフリート・アウグスト・ホミリウス、ゲオルグ・ベンダの作品を組み合わせ、自らの作品も織り交ぜたパスティッチョ的な受難曲となっています。このマタイ受難曲は、第二次世界大戦後に旧ソ連によって撤収されていた資料に含まれており、1999年にウクライナの文芸資料博物館で再発見され、2003年にライプツィヒのバッハ・アルヒーフが演奏用楽譜として発表しました。ベリンガーによるこの録音はその楽譜を用いた最初期の録音で、少年合唱団による清新な歌声が印象的です。
ディスク2は、1977年に録音された『マニフィカト』。指揮はバッハ演奏の権威であるヘルムート・リリングで、アーリーン・オジェー、クルト・エクウィルツら当時のスター歌手を独唱に迎えた演奏です。
ライプツィヒで、父親の生前にその作品を参考にして作曲されたマニフィカトは、父親の作品からの影響を感じさせながらも、C.P.E.バッハが自らの作風を模索し、様々な工夫を凝らした大作です。現在では録音も増えてきましたが、リリング指揮よるこの演奏は、当時としては大変貴重な録音でした。現在の古楽演奏とは異なるスタイルによる演奏は時代を感じさせますが、リリングのおおらかな指揮と豪華歌手陣による独唱は、味わい深いものがあります。カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの大作宗教曲をドイツの名指揮者による演奏でお楽しみください。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1(65:58)
C.P.E.バッハ:
● マタイ受難曲(1781)
マルクス・ウルマン(テノール/福音史家)
トビアス・シャルフェンベルガー(バス/イエス)
ドエルテ・マリア・サンドマン(ソプラノ/ピラトの妻)
エリザーベト・フォン・マグヌス(アルト/下女)
ゼバスティアン・ブルート(バス/アリア、ペテロ、ピラト、ユダ、大祭司)
ヴィンスバッハ少年合唱団
ドイツ・カンマー=ヴィルトゥオーゼン・ベルリン
カール=フリードリヒ・ベリンガー(指揮)
録音時期:2003年7月26,27日
録音場所:ドイツ、アンスバッハ、聖グンベルトゥス教会(アンスバッハ・バッハ週間)
録音方式:ステレオ(デジタル)
原盤:Rondeau Production(ROP2034)
Disc2(41:26)
● マニフィカト Wq.215
アーリーン・オジェー(ソプラノ)
ヘレン・ワッツ(アルト)
クルト・エクウィルツ(テノール)
ヴォルフガング・シェーネ(バス)
ゲヒンゲン聖歌隊
バッハ・コレギウム・シュトゥットガルト
ヘルムート・リリング(指揮)
録音時期:1977年1月、4 月
録音場所:ドイツ、シュトゥットガルト、南西ドイツ放送スタジオ
録音方式:ステレオ(アナログ)
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