ある自治体の新しい政策が他の自治体に広く採用されていく作用は「政策波及」として知られているが、逆に様子見をする「負の政策波及」も生じうる。各自治体における障害者差別解消条例とホームレス支援政策の展開過程を分析し、政策波及論に新たな展開を提示する。
はしがき
序 章 政策波及論が見落としてきたもの
◆第1部 「負の政策波及」論
第1章 正の政策波及と「負の政策波及」
◆第2部 スピルオーバーによる抑制の証拠ー障害者差別解消条例
第2章 歴史とデーター誰がいつどんな条例を制定したか
第3章 比較事例研究ー条例制定の現場で何が起きていたか
第4章 議会会議録の分析ーどの自治体が何を参照していたか
◆第3部 リソース・フローによる抑制の証拠ーホームレス支援政策
第5章 歴史とデーターホームレス支援政策と「福祉の磁石」の真偽
第6章 比較事例研究ー誰が「福祉の磁石」を警戒したのか
第7章 議会会議録の分析ー「福祉の磁石」はいかに議論されたか
終 章 それは誰のための抑制か
参考文献
あとがき
人名索引/事項索引
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