思った内容とは違っていました(343空の士官レベルの方ばかりを書いているのかと思っていたら)が、うれしい意外性があって読み応えがありました。内容に触れてしまうのでこれ以上は書くのは避けますが、太平洋戦争の末期、有名な司令官や政治家として名を残しながらもほとんど何もできなかった当時の軍隊の下層部で本土を守ろうとして戦争末期に至るまで若くして命を散らしたパイロットたちの貴重な存在を知るためにも読んでほしい一冊です。,途中、6人の生い立ちの部分は若干、間延びする感は否めないものの、一気に読めました。,終戦間際に実戦投入された紫電改。 既に連合軍機に太刀打ちできなくなりつつあった零戦に代わって、ようやく優位に立てる高性能ぶりを発揮した紫電改でしたが、時既に遅し。 そんな中で最後の勝利といえる戦果を上げた紫電改部隊三四三空で優れた技量を持ちながら未帰還となった六機のパイロット達の、生い立ちからその人柄までがよくわかる内容です。 読み応えありました。,遅れて来た戦闘機、紫電改!! ですね。 後、一年早く実践投入出来たら・・・・ if の世界ですが、もう少し変わってたかもしれませんね。 ,新鋭戦闘機『紫電改』駆って戦い抜いた松山三四三空の6人の若者たちの生涯。 アメリカ側パイロットの証言も得て描いた感動のノンフィクション。
レビュー(15件)
思った内容とは違っていました(343空の士官レベルの方ばかりを書いているのかと思っていたら)が、うれしい意外性があって読み応えがありました。内容に触れてしまうのでこれ以上は書くのは避けますが、太平洋戦争の末期、有名な司令官や政治家として名を残しながらもほとんど何もできなかった当時の軍隊の下層部で本土を守ろうとして戦争末期に至るまで若くして命を散らしたパイロットたちの貴重な存在を知るためにも読んでほしい一冊です。
途中、6人の生い立ちの部分は若干、間延びする感は否めないものの、一気に読めました。
終戦間際に実戦投入された紫電改。 既に連合軍機に太刀打ちできなくなりつつあった零戦に代わって、ようやく優位に立てる高性能ぶりを発揮した紫電改でしたが、時既に遅し。 そんな中で最後の勝利といえる戦果を上げた紫電改部隊三四三空で優れた技量を持ちながら未帰還となった六機のパイロット達の、生い立ちからその人柄までがよくわかる内容です。 読み応えありました。
戦記物
遅れて来た戦闘機、紫電改!! ですね。 後、一年早く実践投入出来たら・・・・ if の世界ですが、もう少し変わってたかもしれませんね。
海軍航空隊の切り札
新鋭戦闘機『紫電改』駆って戦い抜いた松山三四三空の6人の若者たちの生涯。 アメリカ側パイロットの証言も得て描いた感動のノンフィクション。