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駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並んでいるあたりに、夕暮れになるとあらわれる不思議なコンビニ「たそがれ堂」。大事な探しものがある人は、必ずここで見つけられるという。今日、その扉をくぐるのは…?慌しく過ぎていく毎日の中で、誰もが覚えのある戸惑いや痛み、矛盾や切なさ。それらすべてをやわらかく受け止めて、昇華させてくれる5つの物語。
駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並んでいるあたりに、夕暮れになるとあらわれる不思議なコンビニ「たそがれ堂」。大事な探しものがある人は、必ずここで見つけられるという。今日、その扉をくぐるのは…?慌しく過ぎていく毎日の中で、誰もが覚えのある戸惑いや痛み、矛盾や切なさ。それらすべてをやわらかく受け止めて、昇華させてくれる5つの物語。
レビュー(257件)
行間が広く、読みやすく、一つの物語も短いので、さくっとした読み物を探している人には、最適。 作者の村山さんも解説で書いているように、そもそも児童書の大人向けバージョン。 「手をつないで」は、自分の昔を思い出すようで、「桜の声」は、夏の終戦を思わせるとてもいい話だった。
表紙の猫と女の子。
読んでいくと、表紙の子が誰だかわかります。 とってもせつないお話しでした。 ネタバレになるようなこと書くので、見たくない方はスルーして下さい。 1番好きだったのは、猫のあんずちゃんのお話しです。 多分、あんずの病気は猫伝染性腹膜炎かとおもわれます。 当時は治療方法なし。 2023年の現在は、ものすごくお金かければ治る可能性あるみたいですが、日本ではまだ無理っぽいです。 200~400万円くらいかかるみたいです。 家の猫も、2匹がこの病気で虹の橋にいきました。 子猫がかかりやすい、残酷な病気です。 早くワクチンが開発されて欲しいと、心から思います。 で、あんずちゃん、何でたそがれ堂で、 「病気が治る薬」 を買わなかったんだ~。 たそがれ堂なら売ってたはず。 店長さんもアドバイスしてあげて。 あんずちゃんには元気になって欲しかったです。 物語上、仕方ないのはわかりますが、このシリーズに出てくる猫は、大抵星になります。 悲しすぎるー。 幸せになる話しの方が好きです。 実は、このお話しを読む3日前に、我が家の猫が1匹、虹の橋にいきました(多頭飼いです)。 26年も生きてくれました。 猫またになって欲しかったです。 星になって、見ていてくれているのかな。 会いたいです。 かなり脱線しましたが、優しくなれるこのシリーズは大好きです。 おすすめです。
どんな商品があるかな?
路地裏の「コンビニたそがれ堂」は隣の神社の御狐様が人間になってお店番をしている。売っているのは「探し物」。店に訪れた人の探し物が必ずあるお店。良いですね。過去に忘れた物が必ずあるという事。物・思い出等。とっても癒しのお話です。第2巻が楽しみです
不思議なコンビニ
なんでも置いてある不思議なコンビニ。主人公達がそれぞれの想いで、商品を見つけて~の物語。完結ショートで読みやすいので、子供も楽しく読んでました。 ツナグの商品版でしょうか?
ほっこりしてます
疲れた心に、ほっこりとした話です。おすすめです。