コミュニティユニオン 沈黙する労働者とほくそ笑む企業
企業内労組が力を失っていく中、一人でも外国人でも入れるコミュニティユニオンで活動する著者が、かつての労働運動の闘士と、組合の存在を知らず働く若者に取材し、働くことへの世代間ギャップを浮き彫りにしつつ、この国の労働環境の問題点を提示する。
第1章 ユニオンの森で
コミュニティユニオンとは
まつりさん事件
ユニオンは不要なのか
「こんな会社をほうっておいていいのか」
「地元に帰って働きたい」
「解決金を取りたい」
ユニオンは最後の「お助け寺」
第2章 直美の美容サロン
長時間労働は仕事ができないから?
これが「当たり前」の働き方か?
パワハラ、長時間労働がもたらすもの
解決手段は「お金」か「謝罪」か?
お金でもなく、謝罪でもなく
いま、ユニオンに求められているもの
第3章 人生の階段
若者が持つユニオンのイメージ
空気を遮断して生きる
「ユニオンって趣味じゃないですか」
メンタルなところで躓く
僕がユニオンに入ったわけ
「ユニオンは趣味」なのか
腕章は僕のお守り
第4章 「ヒーロー」
憲法より早くできた法律
太田薫
説得
裁判
裁判のあとで
第5章 敗訴、だけど失望しない人
世代間ギャップの理由
「闘う労組」がなくなる時代
大学進学、そして栄転も蹴る
敗訴の理由
労働組合の展望
第6章 手をつなげない私たち
ある女性からの相談
フランスの労働者意識
やっぱり資格は必要?
保育料は要求しない
クビにはならない人
「ユニオン的メンタル」を持つということ
働く者同士、なぜ手を繋げないのか
第7章 やめる権利
老弁護士の講演会
三度目の面談
法律事務所
やめさせてくれない
会社の言い分
「闘う」ことの意味
第8章 ユニオンを活用するには
若者の意識について
就業規則のシバリ
会社の外にあるユニオン
ユニオンの作り方
困っている者同士助け合えるのがユニオン
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