心身論の挑戦
: 村松聡/宮田裕光/小村優太/久保隆司/山部能宜/森由利亜
心と身体はどのような関係なのかーー。この問いは古来より人々に探求されてきた。心と身体は異なるものなのか、あるいはどのようにつながっているのか。心理学、哲学、仏教研究、東洋思想、文化史、文化人類学、教育学において、それぞれの視点から心と身体のつながりを問い直す。異分野間を横断する13章が新たな地平を切り拓く。人間観が深まる、心身論の最前線。
【目次】
第1部 歴史における探求
第1章 哲学と宗教における魂と身体(小村 優太)
第2章 心身論からの新しい学問像とソマティック心理学(久保 隆司)
第3章 仏教における転換の体験と身心相関
--アーラヤ識説を中心に(山部 能宜)
第4章 中国道教の内丹法における心と身体
--伝統中国における倫理的正統性への接続点としての身心(森 由利亜)
第5章 捨身図像の千年
--玉虫厨子から九相図へ(山本 聡美)
第2部 実践からの出発
第6章 心身の心理学とボディワーク(宮田 裕光)
第7章 武道にみる心と身体
--「天真体道」創始者の青木宏之の思想から(丸山 貴彦)
第8章 マインドフルネスにおける身体(越川 房子)
第9章 心と身体が作る痛みとマインドフルネス(石川 遥至)
第3部 心のゆらぎへの接触
第10章 憑きもの筋と心と身体(酒井 貴広)
第11章 子どもの描画から見る身体表象の発達(清水 由紀)
第12章 成人のパーソナリティと心身(小塩 真司)
第13章 現代哲学の心身論から遺伝子の問題へ
--遺伝子と心の特性(村松 聡)
レビュー(0件)