- 461
- 4.45
小雪舞う一月の夜更け、大坂・南部藩蔵屋敷に、 満身創痍(そうい)の侍がたどり着いたーー。 貧しさから南部藩を脱藩し、壬生浪(みぶろ)と呼ばれた 新選組に入隊した吉村貫一郎であった。 “人斬り貫一”と恐れられ、妻子への仕送りのため守銭奴と蔑まれても、 飢えた者には握り飯を施す、庶民の心と優しさを失わなかった男。 元新選組隊士や教え子が語る、非業の隊士の生涯。 全日本人の心を揺さぶる浅田文学の金字塔。 第十三回柴田錬三郎賞受賞。
小雪舞う一月の夜更け、大坂・南部藩蔵屋敷に、 満身創痍(そうい)の侍がたどり着いたーー。 貧しさから南部藩を脱藩し、壬生浪(みぶろ)と呼ばれた 新選組に入隊した吉村貫一郎であった。 “人斬り貫一”と恐れられ、妻子への仕送りのため守銭奴と蔑まれても、 飢えた者には握り飯を施す、庶民の心と優しさを失わなかった男。 元新選組隊士や教え子が語る、非業の隊士の生涯。 全日本人の心を揺さぶる浅田文学の金字塔。 第十三回柴田錬三郎賞受賞。
レビュー(461件)
頼まれて買ったんですけれども、幕末の時代詳しくない人でも興味をもち見たら面白いと言っていました。 難しい字もあるみたいですけど、先を読みたくなるそうです。
プレゼントに
すぐに着いたので満足しています。また利用したいです。
本当の愛とはを考えさせられる
「壬生浪」というと、あまり良いイメージはないと思うが、 彼らも「生きるため」に必死に戦ったのだ。 主人公がいかに家族を想っていたか、真の愛情とは何かを 自問せずにはいられない。 上下巻、一気に読み終えた。
いや~泣かされ通しでした。下級武士の生活苦は並大抵ではなかったのですね。
盛岡出身です。映画で観て、ビデオに撮ったり。映画より詳しい原本読みたくなりました。