子どもの精神分析的心理療法の受付から終結までを、総合的に示す。タビストック・クリニックでの「子ども・青年心理療法士」の資格取得時のトレーニング内容と、その後の臨床体験を、自閉症と発達障害の子どもの事例を挙げながら詳細に伝えることにより、精神分析に対する“誤解”を解き、子どもの精神分析に対する“誤った信念”に警鐘を鳴らす。また、スーパーヴィジョンのあり方にも触れており、実践の書として示唆に富む内容となっている。本改訂では新たに2章分を書き下ろし、第?部として配置。新たな部分では、英国での心理療法の新たな調査・研究の展開を紹介するとともに、公的保護下に置かれた子どもたちが実親・里親との関係を培う方法や、著者らが行っている日本での導入可能性を報告する。(初版2010年6月刊行)
はじめに
改訂版刊行にあたって
第1部 子どもの精神分析的心理療法の基本
第1章 枠組み
第2章 相談の受付から心理療法に至るまで、そして終結までのプロセス
第3章 親面接の基本
第2部 子どもの精神分析的心理療法の実際
第4章 精神分析的心理療法のためのアセスメントの実際
第5章 心理療法の経過中に行う振り返り面接の実際
第6章 集中的心理療法の実際
第3部 英国における公的医療制度と子ども・青年心理療法士のトレーニング
第7章 子ども・青年心理療法士のトレーニング
第8章 スーパーヴィジョンと教育分析
第4部 英国における子どもの精神分析的心理療法の展開
第9章 英国における子どもの精神分析的心理療法の調査・研究の展開ーーGBOMの導入
第10章 英国の公的保護下にある子どもの措置に関する並行プログラムと、わが国での応用の可能性
資料編
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