- 477
- 4.34
マンションの屋上庭園の奥にある「縁切り神社」。 そこを訪れる<生きづらさ>を抱えた人たちと、「わたし」の物語。 『流浪の月』の凪良ゆうが贈る、救いに満ちた感動作! <内容紹介> 小学生の百音と統理はふたり暮らし。朝になると同じマンションに住む路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。 百音と統理は血がつながっていない。その生活を“変わっている”という人もいるけれど、日々楽しく過ごしている。 三人が住むマンションの屋上。そこには小さな神社があり、統理が管理をしている。 地元の人からは『屋上神社』とか『縁切りさん』と気安く呼ばれていて、断ち物の神さまが祀られている。 悪癖、気鬱となる悪いご縁、すべてを断ち切ってくれるといい、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるがーー <プロフィール> 凪良ゆう(なぎら・ゆう) 2006年に『恋するエゴイスト』でデビュー。著作に『神様のビオトープ』『すみれ荘ファミリア』『流浪の月』など。
レビュー(477件)
凪良ゆうの作品は他のものも好きで楽しみに読みました。 期待は裏切られませんでした。美しい庭の美しさは、切なくほろ苦く、でも美しい物語でした。
面白かった
凪良先生の作品は構成がしっかりしていて、読後感が素晴らしいです!!!
読み進めるうちにどんどん物語の世界に引き込まれて1日で読み終えてしまいました。他の作品も読みたくなりました。