今日、ヒトのXY染色体のゲノム配列を手にした遺伝学者たちは、男性らしさや女性らしさの要素「性そのもの(sex itself)」を探索している。本書は、文化的なジェンダー規範が性に関する遺伝学的理論に与えてきた影響や誤謬を明らかにし、科学的実践と論理におけるジェンダーの働きの多面性の分析を可能にする「科学におけるジェンダーのモデル化」を提唱、ポストゲノム時代のジェンダー批判的遺伝学を構築する。
日本語版への序文
第一章 性そのもの
第二章 奇妙な染色体
第三章 XとYはいかにして性染色体になったか
第四章 性の新しい分子科学
第五章 男らしさの染色体
第六章 Xの性化
第七章 性決定遺伝子の探索
第八章 男性を救え!
第九章 男性と女性は、ヒトとチンパンジーのように異なっているのか?
第十章 ジェンダーとヒトゲノム
謝辞
訳者あとがき
注
参考文献
索引
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