「思考力」「集中力」「忍耐力」「想像力」「闘争心」「自立心」「平常心」……これらはすべて将棋に強くなるためのみならず、人生を豊かに生きていくうえで必要な学びともいえるでしょう。
将棋盤を抱きかかえて号泣していた子どもが、史上最年少で中学生のプロ棋士に。プロデビュー後の29連勝、一年間で三つの昇段、朝日杯将棋オープン戦で史上二人目の連覇など、数々の記録を塗り替えた藤井聡太の師匠は、いかに弟子を導いたのか
「学び」の一例として◎二次元の将棋盤に対して三次元で考え抜く◎師匠の言葉を鵜呑みにするな◎ライバルは歓迎せよ◎子ども自身に発見させる、など
本書では、天才といわれる藤井聡太の学びの環境、兄弟弟子との交流、また師弟関係の源流である、著者・杉本昌隆の師匠・板谷進との師弟関係に言及することで、「真に学ぶこと」とは何かを考える手がかりとなります。第30回将棋ペンクラブ大賞(文芸部門)作品、待望の文庫化!
レビュー(5件)
竜王戦第一戦、勝利しましたね 将棋のルールも知らない私が、藤井さんが、注目され初めた頃から格好いいなと、スッカリとファンになってます。19歳なのに、落ち着いた物腰、勝利してもおごることない、あの淡々とインタビュー受けてる姿、俳優でもなく、アイドルでもなく、日本の宝ですよ その成長過程を見てきた師匠の本、とても読みやすく、こんな感じで育ってきたのですね、此れからも、藤井君を師匠見守って下さい。色々な誘惑などに惑わされることなく、師匠見張ってあげて下さい。
お勧めです
藤井2冠の幼少期から今の大活躍まで師匠目線で書かれていて将棋が分からない自分ですが楽しめました。杉本先生と藤井2冠の師弟関係が羨ましいです。
文庫になって入手!
2018年2月に発刊された書籍ですが、2019年4月9日発刊のこちらでは、冒頭に「文庫版に寄せて」が収録されています。文庫ですが、見出しが大きくて読みやすいです。 杉本昌隆氏が、棋士として真摯に生きてこられた姿勢や、素晴らしい人間関係を描いていて、開く度に新しい気づきが得られる本だと思います。