相模原・座間地域は太平洋戦争終結まで、陸軍士官学校などの軍事施設が存在する軍都であった。 戦後その多くは接収されたが、「キャンプ座間」には“リトルペンタゴン”と称される在日米陸軍司令部が置かれ、 米軍で世界最大とされた工廠は、現在「相模総合補給廠」となり、ミサイル防衛部隊の司令部が開設された。 東西冷戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争やその後の複雑化する国際情勢の中、今もなお米軍の使用が続いているが、 両施設は緊密に連携し、近年は米軍の極東及びアジアの安全保障上の重要拠点となっている。
こうした現状を、地域の歴史から説き起こし、世界情勢との関わりの中で描きだす。
序章 キャンプ座間、そして相模総合補給廠とは
1章 軍都相模原
2章 米軍、相模原に進駐
3章 占領政策の転換とキャンプ座間の誕生
4章 朝鮮戦争と米軍基地・施設の恒久化
5章 新安保条約と相模原・座間の米軍基地・施設
6章 ベトナム戦争とニクソン・ドクトリン
7章 第一軍団司令部移転計画
終章 米軍リバランスとミサイル防衛部隊司令部
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