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宮部みゆき、久々の新シリーズ始動! 謎解き×怪異×人情が味わえて、著者が「生涯、書き続けたい」という捕物帖であり、宮部ワールドの要となるシリーズだ。 舞台は江戸深川。いまだ下っ端で、岡っ引きの見習いでしかない北一(16歳)は、亡くなった千吉親分の本業だった文庫売り(本や小間物を入れる箱を売る商売)で生計を立てている。やがて自前の文庫をつくり、売ることができる日を夢見て……。 本書は、ちょっと気弱な主人公・北一が、やがて相棒となる喜多次と出逢い、親分のおかみさんや周りの人たちの協力を得て、事件や不思議な出来事を解き明かしつつ、成長していく物語。 北一が住んでいるのは、『桜ほうさら』の主人公・笙之介が住んでいた富勘長屋。さらに『<完本>初ものがたり』に登場する謎の稲荷寿司屋の正体も明らかになるなど、宮部ファンにとってはたまらない仕掛けが散りばめられているのだ。 今の社会に漂う閉塞感を吹き飛ばしてくれる、痛快で読み応えのある時代ミステリー。 第一話 ふぐと福笑い 第二話 双六神隠し 第三話 だんまり用心棒 第四話 冥土の花嫁
レビュー(170件)
読むのが勿体ない。残りページが少なくなると寂しくなります。「新シリーズ」というので読後から次作を切望しています。まず「〈完本〉初ものがたり」を読むことをお薦めします。
さすが「新シリーズ」‼
さすが「新シリーズ」一気読み‼面白い^ - ^🤣何が面白いって、各々読んで感じて下さい。
Stay Homeで本を読む時間が増えました。 久しぶりに宮部みゆきさんの作品を読みたくなり、新刊のこちらを購入しました。 やはり時代物が良いです。2日ほどで読んでしまいました。
若干都合のよい展開はあるが、三島屋シリーズが人情ものでなくなってしまった今、今後の展開に期待が持てる。
キタキタっー
宮部みゆきさんの作品としたら少し物足りないが、サクサクテンポ良く読めるのでこの評価。他2作品とパラレルで繋がっているが、別に今作では知らなくても問題ない。