ビッフィーがレビューで散々に書かれているので、戦々恐々としながら読んでみました。 なるほど、カールおじさん! 確かにビッフィーはおまぬけさんですが、もうちょっと知的に描いてあげたら彼の言動のショッキングさもけた違いになるかもしれない。あれじゃ見たまんまですね~。 ちなみに、子供受けはよかったです。,シリーズをそろえるなら再版がかかった今しかない!と手に取ってみました。 邦訳があまりにもよいので、そちらとくらべるとコミック版は、やや内容が薄まった感があります。 訳者さんがアドバイザーに入っているので、原作の世界観を損なっていることは基本的にはないでしょうが。 とはいえ「旧友ビッフィーのおかしな事件」のビッフィーの容姿(キャラデザ)だけはいただけません。 なんとビッフィーが、カールお兄さんになっています。 ビッフィーはただのおバカさんではありません。 彼のその並大抵ではない、けた外れの「毛玉頭」具合を表現するためには、容姿なぞに頼る必要は一切、金輪際ナッシングです。 彼のすごさは、容姿なんかで示唆していただかなくとも、バーティーとの会話の中の彼の言葉の隅々にくっきりと浮き彫りになっています。 それがウッドハウスの筆致であり筆力ってやつなのではないですか? その点に、ちゃんと敬意を払って、容姿に余計な手を加えず、会話勝負でいっていただきたかったと思います。 こんな「見るからに・・・」的なデフォルメされすぎた容姿は蛇足です、正直、興ざめしました。 原作の中でも一番好きなエピソードでこれだったので辛めの星みっつです。,個人的には1巻よりずっとバラエティに富む内容で面白かったかと思います。但しビッフイーの容姿の描き方は頂けない……。この漫画は少女漫画なのかも知れませんが、あくまで「真面目」な中でのどたばたが面白いのですから、容姿もギャグなものは頂けません。あくまで「真面目」で勝負して欲しいもの。,「心とろけるところでございました」の件が大好きです。静かな「S」ですね♪,今、2作目まで出ているそうですが2作目だけ読んでも内容はわかるようになっています。ウッドハウスの作品を読もうと思ったら大変だけど、漫画なので楽しく読めました。でも、内容が物足りない気がしたので1作に付きせめて2話くらいプラスしてもらいたいなあ。と思いました。
レビュー(33件)
絵が・・・
ビッフィーがレビューで散々に書かれているので、戦々恐々としながら読んでみました。 なるほど、カールおじさん! 確かにビッフィーはおまぬけさんですが、もうちょっと知的に描いてあげたら彼の言動のショッキングさもけた違いになるかもしれない。あれじゃ見たまんまですね~。 ちなみに、子供受けはよかったです。
ビッフィーがカールお兄さんに!
シリーズをそろえるなら再版がかかった今しかない!と手に取ってみました。 邦訳があまりにもよいので、そちらとくらべるとコミック版は、やや内容が薄まった感があります。 訳者さんがアドバイザーに入っているので、原作の世界観を損なっていることは基本的にはないでしょうが。 とはいえ「旧友ビッフィーのおかしな事件」のビッフィーの容姿(キャラデザ)だけはいただけません。 なんとビッフィーが、カールお兄さんになっています。 ビッフィーはただのおバカさんではありません。 彼のその並大抵ではない、けた外れの「毛玉頭」具合を表現するためには、容姿なぞに頼る必要は一切、金輪際ナッシングです。 彼のすごさは、容姿なんかで示唆していただかなくとも、バーティーとの会話の中の彼の言葉の隅々にくっきりと浮き彫りになっています。 それがウッドハウスの筆致であり筆力ってやつなのではないですか? その点に、ちゃんと敬意を払って、容姿に余計な手を加えず、会話勝負でいっていただきたかったと思います。 こんな「見るからに・・・」的なデフォルメされすぎた容姿は蛇足です、正直、興ざめしました。 原作の中でも一番好きなエピソードでこれだったので辛めの星みっつです。
個人的には1巻よりずっとバラエティに富む内容で面白かったかと思います。但しビッフイーの容姿の描き方は頂けない……。この漫画は少女漫画なのかも知れませんが、あくまで「真面目」な中でのどたばたが面白いのですから、容姿もギャグなものは頂けません。あくまで「真面目」で勝負して欲しいもの。
「心とろけるところでございました」の件が大好きです。静かな「S」ですね♪
1作目を読んでいなくても話はわかります。
今、2作目まで出ているそうですが2作目だけ読んでも内容はわかるようになっています。ウッドハウスの作品を読もうと思ったら大変だけど、漫画なので楽しく読めました。でも、内容が物足りない気がしたので1作に付きせめて2話くらいプラスしてもらいたいなあ。と思いました。