IT時代の人間関係とメンタルヘルス・カウンセリング
21世紀を迎え、世の中は、情報通信技術の進展がめざましい「IT時代」となりつつある。インターネットや携帯電話の普及と共に、人々の生活が飛躍的に便利になってきたその一方で、人々の人間関係やコミュニケーションのあり様が急速に変貌し、様々な弊害も明らかになってきている。現代社会に生きる人々の人間関係(対人関係)の病理、登校拒否、家庭内暴力等の家庭児童問題・教育問題の深刻化、精神病理の増加など山積する問題への取り組みが急務であろう。本書は、著者が、これまでの相談援助の実践、方法論研究、事例研究を通じて、それらの問題について臨床社会心理学、現象学的人間関係学の立場からの考察を試みたものである。
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