夭折の画家松本竣介の昭和18年の「運河風景」との出会いから没後の関わりまで。著者中野淳氏のみが知りえる貴重な記述で人間松本竣介の理解が更に深まる良書。,著者も出演していたNHK『日曜美術館』の松本竣介特集を見たのをきっかけに購入。 画家が書く文章はどこか小難しいという先入観がありましたが、 本書は松本作品にも通じる、知的で静謐なエッセイですんなり読めました。 著者と松本とのエピソードの数々はもちろん、 お互いに意識していたといえる、松本と藤田嗣治との間接的な関係、 また当時画学生だった著者が体験した、東京大空襲の惨状に関する記述も とても濃密で、興味深い内容の詰まった一冊でした。
レビュー(5件)
夭折の画家松本竣介の昭和18年の「運河風景」との出会いから没後の関わりまで。著者中野淳氏のみが知りえる貴重な記述で人間松本竣介の理解が更に深まる良書。
著者も出演していたNHK『日曜美術館』の松本竣介特集を見たのをきっかけに購入。 画家が書く文章はどこか小難しいという先入観がありましたが、 本書は松本作品にも通じる、知的で静謐なエッセイですんなり読めました。 著者と松本とのエピソードの数々はもちろん、 お互いに意識していたといえる、松本と藤田嗣治との間接的な関係、 また当時画学生だった著者が体験した、東京大空襲の惨状に関する記述も とても濃密で、興味深い内容の詰まった一冊でした。