経済活動における「慣習とモラル」を解き明かす
近代化のプロセスにおける市場と政府の間にあるもう一つの力として「慣習とモラル」の役割を解明し,これからの中国経済の持続的発展について考察する.
本書『市場と政府を越えて』は,2013年に第五回国家図書賞を受賞.
その他、中国の経済改革と発展に大きく寄与したことを評価され,孫冶方経済学賞,国家教育委員会科学研究一等賞など多くの賞を受賞.
改訂版への前書き
第一章 慣習・モラルによる調整という問題提起
第一節 歴史的回顧
第二節 非取引領域
第三節 「見えざる手」と「見える手」の間に存在する調整
第四節 道徳規範と人の包括的な発展
第二章 効率と協調
第一節 効率の真の源泉
第二節 協調と適応
第三節 互助共済と効率向上
第四節 効率のモラル的基礎
第三章 公平と共感
第一節 公平性に対するさらなる理解
第二節 共感の意味について
第三節 公平性と共感の関係
第四節 共感と相互理解と扶助
第四章 法律と自律
第一節 市場,政府と法律
第二節 慣習,モラルと法律
第三節 自律に関するさらなる検証
第四節 モラルによるインセンティブ
第五章 第三次分配
第一節 第三次分配に関する概論
第二節 社会の協調的な発展における第三次分配の役割
第三節 第三次分配と世代関係
第四節 第三次分配のトレンド
第六章 社会経済の運営におけるモラルによる制約
第一節 制約と監督のメカニズム
第二節 選択と競争
第三節 信仰と社会的チェックアンドバランスの維持
第四節 社会経済運営における安全弁
第七章 モラルの再構築と社会経済発展
第一節 ウェーバー理論に関する思考
第二節 モラル再構築が喫緊の課題
第三節 モラル再構築の長期性
第四節 法治,民主制とモラルの再構築
第五節 社会信用の再構築
後書き
改訂版への後書き
訳者後書き
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