大奥ではみんな猫を飼ってる。江戸の市中でもみんな猫を飼ってる。 天保の改革で倹約令が叫ばれるなか、大奥のかじ取りをがんばっている滝山だけ、いまだに猫を飼えない。ちなみに弟の孫右衛門は、家に猫がいるがなついてもらえない。 激動の大奥で大小さまざまな事件に立ち向かいながら、滝山は上司の飼い猫、吉野ちゃんをスキあらばかわいがろうと今日も奮闘する。この一方的な熱愛が報われる日は来るのか。 ところで勝さん家のニート息子、麟太郎くんもちらっと登場。--って、あの超有名人のこと? 天保大奥猫溺愛コメディ、絶好調!
レビュー(9件)
7巻目ともなると飽きてきそうだが 猫好きってのは似たような話でも 何度も共感できるんだよね、ホント。
猫好きさんなら、是非ご一読を。そうじゃなくても、おすすめ。 猫嫌いで通している滝山様、ストレスがたまりまくっているのではないかと心配になります。 今回もどこかで聞いた人々が登場。国芳も出ましたか。 西の丸や江戸の町まで色々と、猫に関わる人達の人間模様が楽しめます。 巻末には、四コマもありますよ。
楽しく読んでいます
猫あるあるがいっぱいで、毎回楽しみにしています。大奥の様子も、テレビドラマと違う一面がわかって楽しいです。
すっかり懐いている吉野ちゃん
猫大好き絵師、国芳再登場が嬉しい(しかもサラッと描いた絵を…羨ましい)! ちょっと残念なのは、このまま猫飼えなさそうだな…ってのがにじみ出てきたこと。
瀧山の苦悩は続く
瀧山さんが猫を飼える日はいつ来るのでしょうか