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ある朝目が覚めて、ふと耳を澄ませると、何処か遠くから太鼓の音が聞こえてきた。その音を聞いているうちに、僕はどうしても長い旅に出たくなったのだーー。40歳になろうとしていた著者は、ある思いに駆られて日本を後にし、ギリシャ・イタリアへ長い旅に出る。『ノルウェイの森』と『ダンス・ダンス・ダンス』を書き上げ、作家としての転換期となった、三年間の異国生活のスケッチブック。 ある朝目が覚めて、ふと耳を澄ませると、何処か遠くから太鼓の音が聞こえてきたのだ。ずっと遠くの場所から、ずっと遠くの時間から、その太鼓の音は響いてきた。--その音にさそわれて僕はギリシャ・イタリアへ長い旅に出る。1986年秋から1989年秋まで3年間をつづる新しいかたちの旅行記。 遠い太鼓──はじめに ローマ アテネ スペッツェス島 ミコノス シシリーからローマに ローマ 春のギリシャへ 1987年、夏から秋 ローマの冬 1988年、空白の年 1989年、回復の年 イタリアの幾つかの顔 オーストリア紀行 最後に──旅の終わり 文庫本のためのあとがき
レビュー(220件)
友人のオススメの本を読みたくて
もう何冊か村上春樹の本は読んでいるのですが、友人からのオススメの本なので、購入して読んでみることにしました。
満足しているようです。
頼まれて購入しまして、まだ読んでいません。でも購入者は満足しているようです。
頼まれて購入したので、読んでいません。しかし、購入者は満足しているようです。
読んでいて目を離せなくなる本ってありますが,これはそんなことなく自由に読めるなぁと思いました。 きりの良いところまで読んで,少しあいても気持ちがそわそわしない感じの本だと思います。カフェにいって読んで,電車の旅に連れて行って,あいた時間に最適!
読み始めたのに進まない^^”
最近忙しくて、なかなか集中して本を読む時間を作れません。三分の一で止まってますので、作品のことは書けません。ごめんなさい。