セリーを仲間に加え、加賀道夫の迷宮探索は進んでいった。ある時、道夫に冒険者としての依頼が舞い込む。冒険者の移動魔法を使った災害救助活動への参加要請だ。道夫は、ロクサーヌとセリーに休暇を与え、ハルツ公領での活動に参加する。そこでハルツ公爵や公領騎士団長のゴスラーと面識を持った。ロクサーヌは休暇で髪をとくブラシを購入し、道夫は、それを見て鏡も必要かと思う。セリーによれば、ベルマスクで作られる鏡は品質がよく、貴族の贈答品にも使われるほどだという。ベルマスクは、チェックが厳しく、道夫が入るには問題があった。貴族からの委任状が必要なのだ。はたして、道夫は委任状、そして鏡を手に入れられるのかー。
レビュー(3件)
人好きずきです。
これを5巻まで読んでいる人は、きっと現状に満たされていない人なんでしょうね。 でも自分が主人公になったつもりで読むと、妙な幸福感が得られる作品のひとつです。
とても読みやすく、内容も面白いです。 お勧めの一冊です!