【輸入盤】サックスによるチェロ・ソナタ、ヴォカリーズ、エレジー、他 ブランドン・チェ、イリヤ・ラシュコフスキー
サクソフォン、ラフマニノフ、そしてブランドン・チェ。
サクソフォンが奏でるラフマニノフへのオマージュ。
韓国のトップ・サクソフォニストでありパイオニア的存在、ブランドン・チェが満を持して取り組んだ「ラフマニノフ」は同国のクラシック・シーンにおいてセンセーションを巻き起こし、クラシック音楽におけるサクソフォンの存在の重要性を改めて示す大きな出来事となりました。
アドルフ・サックスによって開発された後、フランスの作曲家たちをはじめとしてリヒャルト・シュトラウス、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、プッチーニ、バルトーク、ブリテン、ガーシュウィンなどが注目した「サクソフォン」は、アメリカに渡った晩年のラフマニノフも『交響的舞曲』で重要や役割を割り当てるなどかねてからその存在に着目していたことが知られています。
フランスで生まれ、アメリカで本格的に花開いた楽器「サクソフォン」、フランス、パリへの亡命後、アメリカで余生を過ごした音楽家ラフマニノフ、フランスで音楽家としてのアイデンティティを確立し、アメリカでその音楽の世界をさらに広げたサクソフォニスト、ブランドン・チェ。さらにブランドン・チェが音楽の道を志すきっかけとなったのは、偶然耳にする機会を得たラフマニノフのピアノ協奏曲第2番から受けた大きな感銘と衝撃だったと言います。「フランスとアメリカ」という共通のキーワードを持つ「サクソフォン」、「ラフマニノフ」、「ブランドン・チェ」が出会いを果たしたことは偶然ではなく必然だったということでしょう。
傑作中の傑作『チェロ・ソナタ』や『ヴォカリーズ』を中心としつつ、自身を音楽の道へと導いてくれたピアノ協奏曲第2番への感謝の意を込めてクライスラーが同曲の第2楽章をヴァイオリンとピアノのために編曲した『祈り』のサクソフォン版をプログラムに加えるなど、独創性豊かな構成力はここでも抜群です。
音楽家になるという夢を与え、育ててくれたラフマニノフへの感謝と御礼の想いが込められた、サクソフォンによる美しきラフマニノフ・アルバムの登場です。(輸入元情報)
【収録情報】
ラフマニノフ/ブランドン・チェ編:
● 2つの小品 Op.2
● チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
● 祈り(クライスラー編、ピアノ協奏曲第2番〜第2楽章)
● ヴォカリーズ Op.34-14
● エレジー Op.3-1
ブランドン・チェ(サクソフォン)
使用楽器:
アルト・サクソフォン(YAMAHA YAS-875EXG)
テナー・サクソフォン(YAMAHA YTS-875EX)
バリトン・サクソフォン(YAMAHA YBS-62)
イリヤ・ラシュコフスキー(ピアノ)
録音時期:2022年6月4,5日
録音場所:韓国、統営(トンヨン)、トンヨン・コンサート・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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