そうか、あのカントも一人の挑戦者であったに違いない。挑み、逡巡し、
いくどもやり直す。未知なる思考の世界と、そこにおける人間の位置を示す
指標を立てるために。
『純粋理性批判』、再びこの思考の金字塔に挑んでみよう。
読者とともに行きつ戻りつ、文に編みこまれた思考の息づかいに耳を澄ます。
それは、いまを生きる、私たちの足もとを照らす探照灯の誕生秘話であった。
序 論 死ぬまで真理に焦がれ続ける者 第三章 批判という方法
第一章 危険な問い 第四章 カントを読むということ
第二章 「主観的な」形而上学の歴史 第五章 コペルニクス的転回
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