なんだか、街がざわざわしてる。
風が、とってもじめじめしてる。
こわいよう。こわいよう。
何かこわいものがくるよう。
何も変わらぬ街の景色。数時間前には各陣営の勢力が入り交じり、大立回りが繰り広げられたはずの大通り。だが戦禍の跡など微塵もなく、何事もなかったかのような街並みを前に、ただ呆然と立ち尽くす警官隊達とセイバー陣営。
そこは幼きマスター・繰丘椿の夢の中。椿の魔術回路と繋がった『まっくろさん』によって生み出され、椿の願いを叶えるためだけに存在する閉じた世界。脱出方法を模索するセイバー達だったが……。
レビュー(7件)
2020年018冊目通算1487冊
2020年018冊目通算1487冊。1年振りの新刊。F5成分が混じりすぎていたり、TYPE-MOON小ネタを拾い切れていないので群像劇として楽しませてもらっています。聖杯戦争を軸とした物語はスノーフィールドを舞台とし、情勢は嵐のように過ぎて行っています。台風も来そうな勢いですがアヤカ、シグマ、ギルガメッシュ (ティーネ)を中心とした人 (或いは神)の終着点はどこへ向かうのか。まとまらないままなのも"らしい"しまとまって欲しくもある。だけど聖杯戦争は一つの通過点なのだから、偽のPartyはまだまだ続く!