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藤田和日郎が、一番描きたかった物語 マッチ売りの少女を連れて、『アラビアンナイト』世界へと逃げてきたチルチル。目的はただ一つ、不幸な物語の中でしか生きることの出来ない少女を幸せにしてやること。そのためには手段を選ばないチルチルは、『アラビアンナイト』の世界で、強大な魔法の力を得ることに成功する。一方で、「最強月打」に打たれたチルチルに「月光条例」を執行すべく、数多くの執行者たちが『アラビアンナイト』の世界へ迫る! チルチルは彼らを退け、マッチ売りの少女を幸せにしてやることが出来るのか!? 【編集担当からのおすすめ情報】 「『マッチ売りの少女』の結末が気に入らなかった。なんでかわいそうな女の子が、かわいそうなコトになっちまうんだよ!!」。これは、藤田先生が自身の連載デビュー作品『うしおととら』第1巻の著者コメント欄に記していた言葉です。それから実に20年の歳月が経ちました。前巻からこの巻に渡り、藤田先生は自身の言葉に対して、ひとつの答えを描いています。ぜひ、その目で味わってみて、感じてみてください。さらに、巻末にはおまけコラム「月光条例 用語集」も収録しています! 第22条【千一夜の月】 32 チルチル討伐作戦 サード 33 チルチル討伐作戦 ファイナル 34 怪物の死 35 うちでの小槌 36 マッチ売りの少女の帰還 37 記憶の復活 38 チルチル様 39 魔法のチルチル様 40 塔の中 41 うちでの小槌到着
レビュー(31件)
青い鳥
青い鳥のお話からチルチルが出てきて寂しい結末の昔話を楽しいエンディングに変えるべく努力する。 本当に人間臭いキャラクターだと思います。 他のキャラクター達も自分の信じた方向に未来を向けようと努力している。 自分ももっと未来を見据えた行動を取りたいと思いました。
いつも楽しみにしています。 子供も好きなので、親子で読んでいます。 迷い、悩みながらもどこか一本芯の通った主人公の、ブレない男らしさが好きです。 次が待ち遠しいです。
好きな作家なので
うしおととら 以来 好きな作者ですが、しばらくチェックしていなかったら 話がすすんでいました。まとめて
面白いアレンジ
よく知った童話世界を、面白いアレンジでぐちゃぐちゃにして再生成。キャラが生き生きしている。
藤田和日郎氏が描くファンタジーバトル漫画第14巻です。とうとう月光の正体が明らかに・・・。おとぎ話の世界はどうなってしまうのか?今後の話がどうなっていくのか続きが気になる次第です。