アジアを新興国多発地域と捉え、欧米との違い、成長と変化、世界とのつながりの中で特徴を整理する。20世紀後半、アジア諸国は所得向上と政治的安定を実現し、国境を越えた経済連携も深まってきた。中国の台頭は政治と経済の両面でグローバルな影響を与えている。さらに、格差拡大、米中対立、気候変動など新たな課題が浮上している。歴史的経緯をふまえ、各国の構造変化と、地域横断的な共通課題を学び、最後に日本がアジアで果たしうる役割を考える。
1.なぜアジアなのか 2.新興アジアの源流 3.新興アジアはいかに実現したか 4.民主主義とよい統治 5.経済発展のコンセンサスはあるのか 6.中所得国の罠 7.人口動態 8.移民の恩恵と課題 9.デジタル化 10.顕在化する格差 11.グローバル・バリュー・チェーン 12.地域秩序の再編 13.米中対立の中のアジア 14.人新世とアジア 15.新興アジアの中の日本
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