「健康食品」ウソ・ホント 「効能・効果」の科学的根拠を検証する
「脂肪の吸収を抑え、排出を増加させる」トクホコーラ。「10分のジョギングと同じ消費カロリー効果がある」高濃度茶カテキン飲料。「腸内フローラを良好にし、便通を改善する」ビフィズス菌配合サプリメント。国の制度によって「効能・効果」を大々的にアピールするトクホや機能性表示食品などの「保健機能食品」。“根拠”とされる論文を解読してわかった驚きの実態とは?
トクホ誕生から25年、機能性表示食品の登場から1年。
その“科学的根拠”、信じていいですか?
・コラーゲンが潤すのは「お肌ではなく喉」だった
・ふつうの豆乳とトクホ豆乳の中身はまったく同じ
・「体脂肪を減らす」お茶で体重が増えた
・「内臓脂肪面積を減らす」ヨーグルトで体脂肪率が上昇した
・血糖値が上がりにくい人は「食後血糖値を抑える」青汁で血糖値がむしろ増加した
(本文は実名表記です)
論文を読み解き、メーカーに問いただしてわかった、
「効果の限界」と「隠されていた不都合な真実」--。
それでも、買いますか?
誇張された宣伝文句を“誤読”しないためのヒントも満載。
序章 健康志向にしのびこむ「機能性幻想」
第1章 「健康食品」で健康は買えないーーむしろ危ない10の理由
第2章 トクホの“罠”--“科学的根拠”を解読してわかったこと
第3章 “第三の保健機能食品”「機能性表示食品」を考える
第4章 「栄養機能食品」を再点検する
終章 「ふつうに」食べましょう
レビュー(17件)
科学だから・・
しっかりと数字が入っています。 しかし、一般人の私には、そこまでは不要。 そこを斜め読みすれば、さっと読めます。 新書だから、その位でいいのではないかな?
科学的根拠で
効能・効果の科学的根拠を検証=>メジャー食品(一部)の実名表記されており、もやもや感がスッキリできる内容が多くあり参考になりました。誇張された宣伝広告、宣伝文句の誘惑は疑ってかからないといけないという気付き、再認識にも。日本の食品ガイドライン・制度が緩いのか、企業が消費者の健康不安に付け込んで利益優先にしているのか・・・。やはり健康への近道は自己管理(栄養・運動・休養のバランス)の実践あるのみのようです。改めて見直しせねば、です。 ======== □特定保健用食品 => 有効性や安全性について国が審査を行い、消費者庁長官が「許可」をあたえた食品 □機能性表示食品 => 有効性及び安全性の根拠に関する情報等※を消費者庁へ「届出」ることで、事業者の責任で機能性の表示をする食品 ※消費者庁のWebサイト等で公開されるため確認は可能