教師主導の伝達型授業から、生徒が自ら学ぶ探究型授業へ。「主体的・対話的で深い学び」「主体的に学習に取り組む態度」といったキーワードをもち出すまでもなく、国語科の授業づくりにおいて大変重要なのは、生徒の「主体性」をいかに引き出し、言葉の資質・能力の育成に結び付けていくか、ということです。一方的な教師主導の伝達型授業はかなり少なくなってきており、教室で話し合う生徒の姿が数多く見られるようになってきましたが、本当に生徒が、その活動を「やる意義がある」「ぜひやってみたい」と思って行っているかは分かりません。活動的になってはいても、広い意味では、教師がレールを厳しく敷いていることに変わりがない授業もいまだ数多く見られます。本書では、生徒が主体性を発揮しながら学習に取り組むことができるような授業づくりを「生徒主体の授業づくり」と呼び、授業全般から各領域、各科目などに至るまで、各項をコンパクトに読んでいただけるように構成しました。年齢や経験、立場を問わず、授業改善に興味のある先生方にぜひお読みいただき、授業改善の具体に役立てていただければ幸いです。
レビュー(0件)