☆著者からのメッセージ本書は第二次世界大戦終了間際、ソ連に占領された南樺太で生活する私の母の実体験に基づいて一部フィクションとして綴ったものです。自ら判断し、行動したひとりの女性の存在を色濃く言葉に映した最初で最後の長編小説です。当時の母の視点から仲間と共に任務を遂行する展開は、さながらサスペンスのような手に汗握る流れで読み応えがあります。☆内容紹介時は第二次大戦終了間際の頃であり、場所は現代でいうサハリンまたは南樺太。当時、南樺太はソ連赤軍に制圧、統治され、軍艦の砲撃や空襲で多数の犠牲者が出たが、生き残った日本人や朝鮮人はその配下の元で働き、生きていくことになった。主人公の川島亜矢に降りかかる数奇な運命はこのときから始まった。逃れられない運命の中で仲間と共に、ある任務を遂行するために立ち向かっていく、それは南樺太に住む全島民の命がかかっているが故の事であった…。
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