ブロードウェイを抜いた ! !(2010年4月・横浜)
29年目のキャッツは日々、日本の演劇史を塗り替える。
◆2010年春、ロングラン「キャッツ」がブロードウェイの記録を塗り替え、2011年春、北海道に四季劇場がオープンー。その半世紀前、北海道学芸大(現・北海道教育大)を卒業した道産子の著者は、当時新進劇団だった「劇団四季」に演出志望で入団。悪戦苦闘の日々がはじまる。
◆知られざる四季草創期の息吹から、現在の革新的スタイルを確立するまでを、自らの半生と重ねながらつづるノンフィクションが誕生。さらに、代表の浅利慶太氏をはじめ、市村正親、三田和代、加賀まりこらとの出会いも、読みどころです。
◇プロローグ
◇第1章 挑 戦
絶体絶命/演劇生活/恵比寿の稽古場/四季の理念と実践/「四季」の名
◇第2章 理 念
『エレクトル』雑記/創立十周年記念公演/「演劇の回復のために」/小澤征爾N響事件
◇第3章 波 紋
日生劇場の波紋/『十字架への献身』顛末の記/『リチャード三世』異聞/さらば恵比寿の稽古場
◇第4章 始 動
『はだかの王様』/再び『はだかの王様』/寺山修司、遁走の仕掛け/ラシーヌ劇『イフィジェニイ』/ああ『ジークフリート』
◇第5章 飛 躍
劇団四季の転機と挑戦/『白痴』海峡を渡る/長野、そして四季山荘へ/全国公演の本格始動/中・小劇団の反発
◇第6章 間 奏
ロックミュージカル『フィガロの結婚』始末/『オンディーヌ』/加賀まりこ、あるいは私の『間奏曲』/ミカとイチ
◇第7章 革 命
わがシェイクスピア/越路吹雪ドラマチックリサイタルより「サイラの神」、そして『キャッツ』へ/革命猫“キャッツ”
◇エピローグ
レビュー(0件)