【POD】ミャンマー語日本語 対訳! 一杯のモヒンガー
2017年、ミャンマーの最大都市ヤンゴンで、日本人とミャンマー人の若手映画人が、情熱だけで作った映画がありました。オールミャンマー語の短編コメディ「一杯のモヒンガー(原題:Mohingar Tapwe!!)」です。 本書は、この映画の脚本を日本語とミャンマー語の対訳形式にまとめたものです。本書に記載された視聴コードを利用することで、YouTubeで映画を観ることができます。映画の登場人物はすべてミャンマー語を話しますが、日本語の字幕がついています。本書は、これを見開きの対訳形式に編集し、見やすくしたものです。映画に登場する自然な会話がミャンマー文字とカタカナで書かれており、また対訳形式で日本語訳も参照できるため、ミャンマー語を学習する方には、教材としての利用できる作りとなっています。 「一杯のモヒンガー」は、ミャンマーの国民食であるナマズ麺「モヒンガー」をテーマにしたコメディです。ミャンマーのモヒンガー界を牛耳る秘密結社に父を奪われた若いモヒンガー職人が、手作りモヒンガーを武器に巨大組織に戦いを挑む復讐劇です。主演はネイウーライン。監督は北角裕樹、共同監督はアウントゥレイン、脚本は平田悠子、プロデューサーは新町智哉が務めました。 この映画はミャンマーで最も長い伝統を持つ「ワッタン映画祭」にノミネートされたほか、ニューヨーク映画賞、英ロンドンのフリックス映画祭、米ロサンゼルスのインディー・ショート・フェスト、インドのラージュドール国際アートハウス映画祭、果てはブータンのドゥルック国際映画祭などで13の賞を受賞しています。日本で言えばラーメンのような毎日の食事のモヒンガーを映画のテーマにしたことが、ミャンマーでは逆に新鮮に受け取られ、現地の映画関係者らから高い評価を受けた作品です。
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